理念〜美骨道
2015年10月7日、厚生労働省は国民の医療費が40兆円を超えたと発表しました。
40兆円を超えたのは歴代で初めてのことであり、高齢者の増加により医療費が増えているとされています。
これから先、日本はさらなる高齢化を迎え、国として医療にかける費用は既に底が見えてきています。医療費が底をつき、国が国民一人ひとりの医療を保証しない時代の到来がすぐそこに来ています。
しかし、そうした状況に対して私たちはあまりに脳天気に日々を過ごしてはいないでしょうか。生命保険に多額のお金をかけるにも関わらず、予防についてはお金をかけないどころか知識さえ持とうとしません。
医療費が増えているのは、高齢者のせい。若者が負担するのはおかしいという論調もありますが、私たちは医療費を押さえる努力をしているのでしょうか。ただ、何も考えずに与えられたものを消費し、さらに何も考えず新たなものを受け取っているだけではないでしょうか。
国はもはや、アナタの健康を守ってくれる存在ではないのです。
医療費が永遠にあり、国民保険がいつまでも使えるという認識は捨てなくてはいけないのです。
自らの健康を自ら守るという選択肢しか、今の日本にはないのです。
だからこそ、私たちは“健康”に敏感でなくてはいけません。
“健康”を学ばなくてはいけないのです。
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